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一 般 的 な 質 問

1)なぜハワイで出産なんですか?
2)なぜ二重国籍になるんですか?
3)二重国籍のメリットは?
4)ハワイでの出産は法律違反では?
5)日本語が話せる産婦人科院があるのですか?
6)費用はいくらかかるのですか?
7)保険は使えますか?
8)どれくらいの滞在期間が必要ですか?
9)出産のためのアメリカビザは?
10)英語が全くできないのですがそれでも大丈夫ですか?
11)アメリカでは無痛分娩が主流と聞いてますが?
12)期間中、どんなところで生活するのですか?
13)現地での生活はどうですか?
14)銀行口座の開設は?
15)現地で他の病気になったりしたときは?

 

1.何故『ハワイ』で出産なのですか?
ハワイはもちろんアメリカですから、先進国中でももっとも高い医療水準と言って よいでしょう。また、ハワイは気候も良く、風光明媚で、アメリカの中では治安も いい方です。そして何と言っても日本人、日系人の在住者が多くいることです。
ワイキキの中であれば、買物、食事、郵便局、銀行・・・・・など生活のための たいていのことは日本語でOKです。もちろん医師の中にも日本語を話せる人が 多くいます。日本人が海外での出産を経験する場所としては、最適の場所と
言えるでしょう。
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2.なぜ『二重国籍』になるのですか?

アメリカ合衆国では、国籍に「生地主義」という考え方を採用しています。これは、 「アメリカの土地で生まれて来た子供は、両親がどの国籍であっても、アメリカ人」 という考え方です。
一方日本は「血統主義」と言って、「日本人の親から生まれた子供は、どこの国で 生まれても日本人」という考え方を採用しているのです。そうなると「アメリカ国内で 日本人の親から生まれた子供」は、「二重国籍」となるわけです。日本の国籍法では 『二重国籍』の子供は、22歳でどちらかを選択するように定められています。

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3.『二重国籍』のメリットは?
 「二重国籍」の子供は、22歳でどちらかの国籍を選択するよう、日本の国籍法で 定められていますが、それまでは合法的に2つの国の国民となります。当然、日米 両国の義務教育は無料で受ける権利がありますし、パスポートも日/米両方を、 持つことができます。また、どちらの国に滞在・生活・就学・労働する場合でも、ビザ が不要です。もちろん、日本に居てアメリカのSSN(ソーシャル・セキュリティ・ナンバ ー=社会保障番号)も発行されます。
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4.『ハワイでの出産』は法律違反ではないのですか?
 「ハワイで出産」は法律違反ではありません。しかし当会では、法的な問題を万全に するため、現地の有名弁護士事務所と提携しており、日本語での法律相談も受け付 けています。出産後の両親のグリーンカード取得相談、ビザ取得相談 の斡旋もお気軽 にお申し出ください。弁護士は現地ラジオ放送で日本語の法律相談番組をレギュラー で持つ、非常に有名な日本人弁護士です。
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5.日本語が話せる産婦人科医がいるのですか?
 ハワイは日系人・日本人がとても多く、お医者様や看護婦さんにも日本語が 堪能な方が大勢います。当会の顧問医師は、日本生まれの日系人女性医師で 日本語がペラペラです。また、産科分娩のみならず、子宮癌・乳癌、不妊症、 女性ホルモン代替医療、避妊薬、人工避妊、中絶など、各種一般婦人科の 専門医療がすべてできる医師です。ご安心ください。
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6.費用はいくらくらいかかるのですか?

ハワイでの出産予算は、通常の分娩であっても$10,000程度は考えておいた 方がいいでしょう。それに無痛分娩をプラスする場合は、さらに$1,000−$1,500程度準備しておいて下さい。帝王切開の場合はさらにプラスしてもう4000 ドル程度必要になります。 
インターネットなどで実際とは違う「格安料金」で斡旋を謳っている業者もいますが、 現地に行くと値段が違ったり、追加料金という名目で多額の費用を請求されたりと、 トラブルが起きています。お気をつけ下さい。

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7.保険は使えますか?
ご承知の通りアメリカは日本の「国民健康保険」のような公的保険制度がなく、健康保険は各自がそれぞれ民間の会社にかけています。日本で言うと「自動車の任意保険」のような感じです。したがって条件や掛け金は各会社によってさまざまなのですが「日本在住の方が海を越えてかけられる出産の保険」は、残念ながら今のところ見当たりません。

 妊婦さんのビザやソーシャル・セキュリティ・ナンバーの状況にもよりますが、アメリカ在住で、現地で仕事をお持ち(ということは有効なビザをお持ちだということですが)でしたら、保険加入は可能です。が、そういったものが無ければ、まず入れる保険はありません。保険加入の際は原則としてソーシャル・セキュリティ・ナンバーや現地でのクレジット・ヒストリーと言ったものが必要になります。

また仮に、それらをクリアして入ったとしても「妊娠−出産だけ」をカバーする保険というのはなく、たいていは疾病や障害とセットになっています。ハワイ州の場合、勤務先によっては保険料の半分は負担してくれますが、それでも保険料は自己負担分で月に200−300ドルはかかります。ということは、年間で2000−3000ドルになりますから、単純に計算して、加入して5−6年のうちに妊娠して出産しないと、自己負担の出産額より大きくなる、ということです。

したがって「ハワイ出産のための保険」は難しいとお考えください。あとは、現地に仕事を見つけられて数年お住まいになられれば可能ですから、妊娠−出産前までにそうした方法をとればOKです。ただその場合、出産とは別の「就職活動」「ビザ取得」が必要になりますから、長期的な計画を立ててそこまでチャレンジされるかどうか、ということだと思います。
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8.どれくらいの期間、滞在が必要ですか?
3ヶ月ほどの期間を考えてください。予定日2週間前になったら、赤ちゃんは いつ生まれて来てもおかしくありません。ハワイ到着は予定日の1ヶ月前までにはすませる必要があります。そして産後の新生児は、耳の鼓膜を自分で動かせる
ようになるのに、4〜6週間を必要とします。これができないうちは、気圧の変化がかかる飛行機に乗せることができません。ですから、産後は余裕をもって、6週間〜8週間の期間の滞在をお勧めします。
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9.出産のためのアメリカビザは?
出産のためのビザ、というものはありません。労働ビザ・学生ビザ・条約投資ビザ 等の滞在資格がなければ、「I−94W」と呼ばれる「短期観光・商用・医療用の ビザ免除プログラム」での滞在となります。こちらは、有効な日本のパスポートがあ れば、90日=3ヶ月の滞在が許可されます。
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10.英語が全くできないのですが、それでも大丈夫ですか?
ハワイは、明治時代以来の移民の歴史があり、比較的、日本語の通じる場所です。観光客も日本人が最も多く、ワイキキの中であれば、生活するのに日本語だけでOKです。
またお医者様にも日本人もしくは、日系人が多く、産婦人科医や小児科医は日本語での診療を受けることも可能です。
しかし、1).お医者様の診療予約(通常、受付は日本語を話しません) 2).緊急時のドクターコール、3)薬局等での処方薬の購入 4)出生後の各役所での書類手続き などでは英語が必要になります。どうしても英語が苦手な方は現地のコーディネーター・サポーターに通訳を依頼する方が安心ですね。
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11.アメリカでは『無痛分娩』が主流と聞いていますが?
そうです。ほとんどの妊婦さんが無痛分娩を選択します。日本では「生みの苦しみを味わったほうが愛情が湧く」などと言いますが、合理的なアメリカではそのようなことはありません。無痛分娩にすると出産は楽になり、陣痛中でも妊婦さんは眠ることができます。
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12.期間中、どんなところで生活するのですか?
ハワイに家をお持ちでない方は、コンドミニアムでの滞在をお勧めします。コンドミニアムは、ホテルと違い、キッチンやリビング等が充実しています。自分で食材を買ってきて調理することもできますし、冷蔵庫も大型です。コンドによっては、プールやジャグジー、サウナ、テニスコートなどのリクリエーションスペースがついているところもあります。
3ヶ月は短いようで長いですから、快適なところで、stayしましょう。生まれてくるお子さんのためにも、清潔で設備の整っているところでの滞在をお勧めします。
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13.現地での生活はどうですか?
ハワイは比較的、生活し易いと思います。気候は温暖で、世界中の観光客に人気のある、美しい海と青い空が待っています。マンゴーやパパイヤ、パイナップルなど南国のフルーツも安くて豊富ですし、日本食も食材も、ほとんどのものが手に入ります。生活は日本語ですみますし、テレビやラジオも日本の番組があり、日本の新聞、雑誌、書籍、CDなども入手でき、情報にも困りません。もちろん、インターネットも携帯電話も使えます。
アメリカの中では治安もよく、人種差別も皆無です。お金の送金や郵便物なども日本との間では3−4日でやり取りでき、便利です。
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14.銀行口座の開設は?
 現地でパスポートを持参すれば、銀行口座を日本の住所で開設することができます。今や、世界中で格付けを落としている日本の銀行よりも安心です。
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15.現地で他の病気になったりした時は?
ハワイには、日本語のできる医師が多勢いますので、日本同様にかかっていただくことができます。出発前に海外旅行障害保険に入っていれば、出産、歯科治療以外の事故・病気はカバーされます。カバーできなかった医療費は、国民健康保険の「海外医療費給付」の対象になりますし、また税務申告の際に、医療控除の対象ともなります。
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